ETHIOPIA Ashenafi Aricha Washed
Ashenafi Nega(アシェナフィ ネガ)氏はアリチャとイディドに総計15ヘクタールのコーヒー農園とナチュラルプロセスのサイト(加工場)を所有する、勤勉な若いコーヒー農家です。
2022年に建設中だったウォッシングステーションも完成し、22/23クロップからWashedも入荷いたしました!!
Ashenafi氏は自分のサイト以外の地元の農家にコーヒーの苗木を育て配布するなど、周辺地域の農家へ定期的にサポートをおこなっています。
2022年にはコミュニティ施設を建設し、現在この場所は農民研修センターと地元の集会センターとして使用されています。今までそういった施設が近くになかったため、農家やコミュニティの発展のためAshenafi氏が私財をなげうって建てられたそうです。
彼はまた、アリチャの農村地域での道路建設も支援しています。
Ashenafi氏は弊社の取引先でもある、DAWIT GIRMA氏が契約農家の1人で21/22クロップからダイレクトにチェリーの買付けをおこなっています。
パートナーシップとしてダイレクトにチェリーを買い付け加工をおこないDAWIT GIRMA氏の輸出会社から出荷というプロセスを踏む事により、コストを抑えてお届けすることが可能となります。
エチオピアではインフレが続き豆の価格も高騰している状況下ではありますが、コストメリットを活かし良質な豆を適正価格にて安定的に供給することを今後も目指して参ります。
そして重要となる今回のAricha Washedについて。
チェリーを水に浮かべ熟したものと未熟なものを選別し、果肉を取り除きます。取り除いた後のコーヒー豆(種子)は水路を通って大きな水槽に移動し、水路を通る過程で豆が水の上に浮いているものは除去されます。
豆は水タンクの中に約18時間放置され、発酵中、豆(種子内)の微生物は種子の粘液を分解する酵素を生成します。発酵が完了したら、コーヒー豆を真水で洗い、豆を水槽タンクから取り出して、ベッドの上で14〜15日間天日乾燥させます。
豆は水分含量が 11.5〜 12% になるまで乾燥させます。
『TASTING NOTE』
ラズベリーやハイビスカス、ジャスミンティーを思わせる華やかな香りに、ブランシュガーのような甘さをアフターにかけて感じられます。
他にも青肉メロンやアプリコット、いちごなどの明るい酸を感じられ、綺麗な仕上がりになっています。
REGION : Gedio Yirgacheffe Aricha
LOCATION : 2000~2200m
VARIETY : Dega
PROCESS : Washed