ベトナム ラビアンコーヒー アナエロビックナチュラル(中浅煎り)
最近のスペシャルティコーヒー業界では、東南アジア諸国の
存在感が少しずつ増してきています。
その代表例が近年の中国のコーヒー市場だったりするわけですが、
今回ご紹介するベトナム ラビアンは、ベトナムコーヒー市場の進化を物語っている存在です。
ベトナムのダラット市の郊外にラビアンというエリアがあり、
現在のベトナムのアラビカ種は主にこのエリアで生産されています。
ベトナムといえばロブスタ種の深煎りを使用したベトナムコーヒーのイメージが強く、店舗でもスペシャルティコーヒーのメニューの中にベトナムがあることに驚かれるお客様もいらっしゃいます。
ですが、飲んでみるとイメージと全く違い、シトラス系の香りや酸などフルーティーな要素があり感じられます。
今回紹介するロットはアナエロビックナチュラル。今やスペシャルティコーヒーの精製方法としては定番になっていますね。
ラビアンのアナエロビックナチュラルもしっかりとした発酵感から、ラムやウイスキーなどの洋酒の風味が、パンゴーやプラムなどの果実に、最後はチョコレートを感じます。
このロットはベトナムコーヒーの進化を感じるにはピッタリです。是非お試しください。
REGION : Langbiang Coffee Project
LOCATION : 1600m
VARIETY : Catimor
PROCESS : Anaerobic Natural